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ストーリー

「水鉄砲って、遊び方が決まってないよね」から5年。ポイポイバトラー、待望の一丁「ポイポイバスター」

白石 恭一
白石 恭一
広報・採用・事業開発担当
「水鉄砲って、遊び方が決まってないよね」から5年。ポイポイバトラー、待望の一丁「ポイポイバスター」

はじめまして。堀商店の広報を担当しております白石です。
「堀商店のよみもの」で、商品のことや社内外のあれこれを、“よみもの”としても楽しんでいただけるようお届けしていきます。
これから末永く、どうぞよろしくお願いします。

さて、そんな最初の記事は、つい先日、7月30日に発売した堀商店の新しい水鉄砲「ポイポイバスター」のお話です。

「水鉄砲を発売します!」——と
一行で書いてしまえばそれまでなんですが、この一丁、実は5年ごしの“待望の”一丁でして。
せっかくなので、どんな想いでつくったのか、最初からお話しさせてください。

「水鉄砲って、遊び方が決まってないよね」
──雑談から生まれた競技

ポイポイバスターの前に、まずは「ポイポイバトラー」から。

ポイポイバトラーは、金魚すくいの「ポイ」を的にして、水鉄砲で撃ち合う対戦スポーツです。
専用ゴーグルにポイを付けて、相手のポイを先に破ったほうが勝ち。
運動が得意かどうか、大人か子どもかも、あまり関係ありません。
みんなが同じルールで遊べます。

始まりは、2020年秋の社内でのなんてことない雑談でした。
「水鉄砲って一大ジャンルなのに、遊び方が定義されてないよね」。
その一言から試作を重ねて、ひとつの競技のかたちになりました。

発売から5年。競技はありがたいことに名古屋から全国へと広がり、運営を支える「ポイポイパートナー」には、北は北海道から南は鹿児島まで71団体が加盟してくださっています。
競技用具は、延べ約8万人分をお届けしてきました。
昨年2025年には、日経クロストレンドの「マーケター・オブ・ザ・イヤー2025」地方編大賞もいただきました。

ポイポイバトラーをプレーする様子
ゴーグルにポイを付けて撃ち合う。世代を問わず同じルールで遊べる。

ずっと「手持ちの水鉄砲」でやってきた

そんなポイポイバトラーですが、「水鉄砲対戦スポーツ」なのに、これまでは肝心の水鉄砲に決まったもの、公式のものはなかったんです。

ポイポイバトラーが大事にしてきたのは、ゴーグルとポイという「遊び方」のほうでした。
水鉄砲そのものは、みなさんの手持ちのものや市販品を使ってもらう前提だったんです。

ところが競技が各地に根づくにつれ、こんなお声をいただくようになりました。
「で、水鉄砲ってどれを選べばいいの?」。
これが、けっこう多かった。

発案者で専務の堀新太郎は、こんなふうにはなしています。

「私たちはずっと、モノそのものよりも『これで遊ぶと楽しい』という体験を届けることを大事にしてきました。5年がたって競技を楽しんでくださる方が増えるなかで、『じゃあ、いちばん遊びやすい一丁を自分たちでつくろう』と考えたんです。正直に言えば、ポイポイバトラーのつくり手として自分のオリジナルをかたちにしてみたい、という気持ちもありました」

いただいたお声への答えであり、発案者としての素直な好奇心でもある。
そうして、ポイポイバスターの開発が始まりました。

競技のために選んだ「シリンジ式」

「どれを選べばいい?」に答えるには、まず自分たちが水鉄砲をちゃんと知らないといけない。
調べてみると、水鉄砲は大きく3つのタイプに分かれます。
・指で引くシンプルなタイプ
・空気を圧縮して最後にトリガーを引くタイプ
・注射器のように押し出す「シリンジ式」のタイプ

ちなみに電動タイプは、あえて選びませんでした。
連射できてしまうと、ポイを狙って撃つ競技のバランスが崩れてしまうからです。

そしてオリジナルに選んだのはシリンジ式です。
理由は、一度に出る水の量が多く、勢いが強いから。
競技の主役は、なんといっても「ポイを破る」動作。
狙ったポイをしっかり破れることが、いちばん大事なんです。

もうひとつのこだわりが、サイズでした。
ただただ大きければいいわけじゃなくて、大きすぎると小さな子どもが持てません。
本体は小学校低学年でも扱えるコンパクトさにしつつ、タンクは500mlを確保しました。
小さいのに、よく飛んで、たっぷり入る。
競技のための、ちょうどいい落としどころです。

ポイポイバスター本体
小さな手にもおさまるサイズ感。シリンジ式で勢いよく飛ぶ。

金魚とSF宇宙銃

ポイポイバスターのデザインは、金魚すくいのポイを競技の主役にしてきた私たちらしく、金魚の姿をそっと宿しています。
背びれ・胸びれ・尾びれを思わせる造形に、SFの宇宙銃のイメージを掛け合わせた子ども心をくすぐるカラーリング。
「かっこよくて、ちょっとかわいい」を狙いました。

デザインは、これまでポイポイバトラーのパッケージも手がけてくださった、ソーシャルデザイナーの清水夏樹さんに伴走いただきました。
清水さんは、こうおっしゃっています。

「夏祭りで掬い上げた小さな金魚が、あっという間に金魚鉢の主になって。水鉄砲を片手に、追いかけて、追いかけられて。夏休みのTシャツは毎日ずぶ濡れ。そんな誰もが『続くといいな』と思う夏の記憶を、ボディに目一杯詰め込みました」

そして、ここが個人的に好きなところ。
ポイポイバスターは、シールを貼ったりペイントをしたりして、自分だけの一丁にして遊んでほしいんです。
買って終わりじゃなく、育てる水鉄砲。そんな余白も、残してあります。

まずは堀商店から

機体は2色。
青の「ブルーストライク」と、橙の「オレンジテンペスト」。
売り場でぱっと目を引く、水鉄砲らしからぬ配色にしました。
名前も、ちょっと強そうなネーミングに。

価格は税込770円。堀商店の店頭では1個から、通販サイトでは8個入りからお求めいただけます。

販売は当面、堀商店の店舗と通販サイトが中心です。
来年度以降は、全国の量販店でも手に取ってもらえるように——と、いまから少しずつ準備を進めています。
記念モデルで終わらせるつもりはありません。
これから毎年の、夏の定番にしていきます。

店頭での陳列の様子

この夏、いっちょう

思えば「水鉄砲を発売します」の一行ですむ話を、ずいぶん長々と書いてしまいました。
この記事、ちゃんと的を射ていましたかね。
5年ぶんの想いが詰まった一丁ということで、どうかご勘弁を。

水鉄砲は、一丁、二丁と数えるそうです。
5年目にしてようやく持てた、堀商店の“待望の一丁”。
この夏、みなさんもぜひ。

——いっちょう、やってみませんか。

この記事に登場した商品

よくある質問

Q.ポイポイバトラーとは、どんな遊びですか?
A.金魚すくいの「ポイ」を的にして、水鉄砲で撃ち合う対戦スポーツです。専用ゴーグルにポイを付け、相手のポイを先に破ったほうが勝ち。年齢や運動経験を問わず、同じルールで遊べます。
Q.ポイポイバスターはどこで買えますか?
A.当面は堀商店の店舗と通販サイトでの取り扱いです。店頭は1個から、通販サイトは8個入りからお求めいただけます。来年度(2027年度)以降は、全国の量販店でも手に取っていただけるよう準備を進めています。
Q.ポイポイバスターは何歳から使えますか?
A.対象年齢は3歳以上です。本体は小学校低学年でも扱えるコンパクトさで、大人にも持ちやすいサイズにしています。(ゴーグルを使う競技セットの対象は6歳以上です)
Q.市販の水鉄砲でもポイポイバトラーは遊べますか?
A.遊べます。これまでも手持ちや市販の水鉄砲で楽しまれてきました。ポイポイバスターは「競技にいちばん遊びやすい一丁を」という声にこたえて設計したもので、シリンジ式で一度に出る水量が多く、ポイを狙って破りやすいのが特長です。
Q.大人数のイベントでポイポイバトラーをやりたいのですが?
A.ゴーグルとポイがまとまった「20人分」のセットもあります。自治体・企業・学校での開催は、一般社団法人ポイポイバトラー協会やポイポイパートナーと連携した普及にも取り組んでいます。
白石 恭一
白石 恭一 広報・採用・事業開発担当

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